さよなら、だけどいつも一緒

けんた、4月29日お空に旅立ちました
そして、昨日みんなが揃った日にお別れ会
お花いっぱいの棺に、
これまで一体何個食べたんだ?て、くらい大好きだった
りんごとさつまいもと
たくさんぎゅうぎゅうして、散歩のときにも
いっぱい着ていた私のTシャツを入れました


霊安室に入ってる間、
毎日何回も
「けんちゃん、どこ行った?」とか
「けんちゃん、なにしてるの?」と言い続けていた坊ちゃんも
火葬して骨になったけんたを見て
何となくわかってくれたみたい


家に連れて帰って
お水やりんごをお供え
坊ちゃん、骨壷なでなでしながら
けんたとおはなししてます
「けんちゃん、おうち帰ってきてよかったね」


「けんちゃん、もうすぐお花になるんだよ」
しばらくしたら、けんたの骨を庭に埋めてお花でも植えようと
言ってたのを、聞いてたからだとおもうけど


「けんちゃん、ちょっとおしっこしてくるね」とか
「うんこしてくるから、ちょっとまっててね」とか
そんなことまで言わなくてもいい。と思いながらも
姿が変わっても、坊ちゃんにとったら
けんたはけんたなんだなぁ。と


夜の寝息、首輪の音、歩く時の爪がかちゃかちゃする音
水を飲む音、ご飯をカリカリ食べる音
夜中にともが帰ってきてわんわん鳴く音、
ほかにもたくさんけんたの気配を感じる音が
家から消えてしまってさみしい


ほんとにさみしいよ